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新入社員が工場実習中で周囲と差をつける!そもそも実習の目的は何?

製造業を中心として、自社に工場を持っている企業に就職する新入社員のほとんどは工場実習に参加することになると思います。

その期間には、本来の採用枠である職場からは離れて、表向きは自社の製品に関する知識を身につけ、モノづくり大国として成長してきた日本の根幹の部分を勉強する為に、実習をします。

裏向きには比較的従順でやめにくい期間従業員としての労働力確保という側面もあります。ちなみに私の会社では、私が入社した時は3ヶ月だった工場実習が7ヶ月に伸びました。まさに期間従業員を確保できなかったからです。

ただ、入社してすぐに工場に行っても何を勉強すればいいのかよくわからないですよね。そんな中、同期と差をつける為の方法について紹介していきます。

工場実習の目的

そもそも、工場実習の位置づけをもう少し具体的に整理しておきたいと思います。主に会社が新入社員向けに話すような内容です。

ものづくりを知る

製造業、モノづくり大国として発展してきた日本にとって、やはり製造業というのは基幹産業でもあり、その中で工場は根幹を担っている部分です。

その為、実際には工場勤務として就職していなかったとしても製造業の一員であるという事を意識付けする為には工場実習をするのが一番。という考え方です。

品質管理の重要性を学ぶ

日本製の製品は、どんなものでも大体世界の中では品質が高いことで有名です。

工場実習で学ぶことの一つとして、こうした世界に名を轟かす品質の製品がどうやって作られているのか?また、品質管理の難しさ。という所も学ぶべき内容になっています。

品質を悪化させるのは簡単ですが、維持向上はとても難しいですよね。

自社の製品についての知識を得る

事務職だったとしても、設計開発職だったとしても、やはり自社に対しての愛着を持つ為には、自社がどのような製品を作っているのかを知ることが大事です。

その上、自分が作った製品となればより一層感慨深いものがありますし、思い入れもできますので、知識もつけることが出来ますよね。

大体このようなことを目的として、工場実習が実施されます。

実際目的は達成できるか?

実際の工場実習で、予め設定された目標というのは達成できるものなのでしょうか?

残念ながら私は、規定された三か月間の工場実習の中で、製品の知識を得たり表面上の知識だけではない品質管理やものづくりの精神を学ぶことはできませんでした。

正直、当時はそれほど意識していませんでしたが、だんだん仕事のことが分かってくると、あまり学びが多くなかったなと気づくわけです。

理由としては、日勤夜勤のシフト制による体調の変化に対応しようともがくことで精いっぱいだったことが一つ。

もう一つは、体力的にかなりきつい職場に配属されたので、精神的にも肉体的にも追い込まれてしまっていたので、残念ながら全く余裕はありませんでした。

身体が大きく、力がありそうに見えたのか、同期に話を聞く中でもかなり厳しい職場だったので、それはそれで忍耐力とか体力とか、筋力とか、そういうものは代わりにつきました。

やはり、色々なことを学ぼうと思って工場実習に行っても、正直難しい部分が多くあるというのが、実体験した私の感想です。

入社して7年たった今だからこそ、あの時こうしておけばよかったなと思った点がありましたので、紹介していきたいと思います。

工場実習で差をつけるコツ

そうはいっても、仕事に対して非常にモチベーションの高い新入社員は、仮に体力的にきつく、なかなか本来の目的が果たせない状態においても、周囲と差をつけてやりたいなと思うはずです。

そんな時には、難しいことを考えるのは大変ですが、非常にシンプルな点を一つだけ覚え、繰り返していくことで学んでいくことが出来ます。

「なぜ?」を繰り返す

私がお勧めしたい周囲と差をつける方法は、「なぜ?」を工場の様々なことに対して、繰り返すことです。トヨタ式のなぜなぜとは違います。

工場には様々なものがあります。

製品に製品を作る為の設備、製品を作る時の手順書、製品に用いる為の部品など。

これらは、すべて理由があって今の状態になっていますので、「なぜ?」と疑問を持つことで、モノづくりや自社の製品に対する知識を深め、品質に関しても学ぶことが出来ます。

「なぜ?」で学べる例

せっかくなので、「なぜ?」と問うことでどのようなことを学ぶことが出来るのかを紹介していきます。

まずは、製品に対する「なぜ?」です。この部品はなぜこの形をしているのか?また、ゴム部品はなぜこの大きさで、この形なのか?という点を疑問に思っていくと製品機能を知り、それを実現する為の設計者の思想が分かってきます。

また、工場設備に関しては、なぜ手動と自動でわかれているのか?や、組みつけや加工の手順、設備の操作方法に関して、なぜ?と問うことが出来ます。

ここから、製品をいかに効率よく作るか?ミスが少なく品質を確保し、作業者の安全を守りながら製品を作ることが出来るのか?という事を知ることが出来ます。

工場実習中にはなかなか疑問に思ったことを聞けるタイミングは多くないかもしれませんので、疑問に思ったことはメモしておいて、後で知っていそうな人に聞くとよいでしょう。

どうしても工場実習の目的が見いだせない場合

工場実習に取り組んでいる中でどうしても目的を見いだせない場合もあるでしょう。大卒で設計開発や人事、営業などとして入社したのに、なぜ油にまみれてきつい環境で働かなければいけないのか?

一緒に働くメンバーも今後関わるかどうかわからず、人間関係を築く意味もない。また、職場の上司は厳しく少し失敗しただけですぐに怒り、精神的に追い込まれてしまう。中にはこういう職場があるのも事実です。

そんなときには、いっそのこと転職を考えてしまうのも一つの手です。最近は転職に関して寛容な社会になってきましたので、理不尽な工場実習に耐えられず転職ということであれば、不利益にはならないでしょう。

数ある転職サイトの中でも、若年性向け第二新卒向けの転職サービスを活用するのがおすすめです。保有している求人も若年層向けのため、自分に合った案件を見つける確率が広がります。

また、フリーランスになってしまうのも一種のブームになっていますね!気になる場合には、まず資料請求だけでもしておくことをおすすめします。いざという時に、すぐに動けだせるように準備をしておくとよいですね。

工場実習で差をつけるのは「なぜ?」

今回は多くの新入社員が経験する工場実習中に、周囲と差をつける為の方法とその具体例、またそもそも工場実習とは?という観点で書いてきました。

正直言って、工場実習中に多くのことを学ぶのは難しいと思います。体力的にも、精神的にも、環境的にも難しいですよね。

それでも、やはり周囲と差を付けたいというのであれば、他の人とは違う方法で、きちんと成果につながる方法を試していかないといけません。

この「なぜ?」の繰り返しで知識を付けていけば、設計開発職の人だけではなく、事務職の人も仕事に生かしたり、自社自体や自社製品に対して愛着がわくのではないでしょうか?

まだ工場実習中の方もいますし、これから工場実習が始まる方もいますので、もしよければぜひ試してみて頂ければ幸いです。怪我には十分に気を付けて頑張ってください。遠くから応援しています!