私は2010年代前半から製造業のエンジニアとして働いていますが、2019年に副業としてライター活動を始めました。
途中資格試験の勉強をしたり、他のことにチャレンジしたりと活動量に濃淡はありましたが、2020年10月に入っても活動を継続できています。また、2020年9月は執筆ベースで報酬額が過去最高を大幅に更新しました。
副業ライターとしての活動を通してメリットに感じている点が多くありますので、この記事で紹介していきます。
副業ライターとしての活動内容
副業ライターとして活動を始めた当初は、個人で仕事を得る手段も特になかったのでクラウドソーシングサービスを利用し、さまざまな分野の記事を書いていました。
登録から3ヶ月目には、登録者の中でもっとも上のグレードに認定され、そこからはTwitterやメディアに直接コンタクトを取って記事を書かせて頂いています。
今は製造業での経験を活かして製造業ライターとして活動しています。製造業全般や、エンジニアとしての働き方・転職などに関する記事を中心にご依頼を頂いています。
正確に数えていませんが、少なくとも300記事以上は納品をしてきました。初回はお試しでご依頼を頂いてから、その後継続して頂くことが多いです。
製造業エンジニア×ライターのメリット
ここからは、私が実際にエンジニアとして働きながらライター活動をしていることで得られるメリットについて紹介します。
- 執筆料などの収入増加
- 正しくわかりやすく伝える能力が鍛えられる
- 所属企業以外の仕事の内容を学べる
- 貴重な人脈が得られる
- アンテナの感度が良くなる
- 豊富な知識が得られる
私が実際に体感しているメリットを6つ挙げました。1~3はほとんどの人がメリットと感じられるのではないでしょうか?
4~6は人によると思いますが、私は将来的に独立することを考えており、人脈形成を通してさまざまな情報を得られることはとても貴重な財産になっています。
それぞれ、もう少し深堀して紹介していきます。
1.執筆料などの収入増加
副業を始める目的にはさまざまなものがあると思いますが、収入を増やすために始める方が多いのではないでしょうか?
副業ライターは案件を選んでしっかり実績を積み上げていけば、納得できる収入を得られる副業の一つだと思います。
特に、私は製造業ライターとして活動を専門化してからはかなり収入が増加しています。同様に専門知識を持っている人は、ライターとしてかなりの収入を得られるでしょう。
副業をする時間とのバランスは考慮する必要がありますが、収入が増加すれば生活にゆとりが出ますし、将来に向けた準備もできます。これらは家族関係を良好に保ち続けるためにも、大きな効果を発揮してくれるでしょう。
2.正しくわかりやすく伝える能力
ライター活動では、文章を通して伝えたい人・伝えたい内容に応じて表現の仕方や記載する粒度を調整する必要があります。
仕事をしていく上だけでなく日常生活でも、何かを理解して正しく・わかりやすく伝える能力は必要不可欠です。
ライターの活動では、書いた文章に対してフィードバックをもらえることも多いですし、意識しながら記事を書くことで鍛えられます。
正しくわかりやすく伝える能力を身につけることで、コミュニケーションに関するストレスが緩和されるでしょう。
3.所属企業以外の仕事内容を学べる
サラリーマンとして仕事をしていると、所属している会社における仕事の進め方が一般的になってきます。特に転職したことがない人は、考え方が固定されてしまう可能性もあります。
個人やチームとしてのライター活動に取り組むことで、クライアントさんの仕事の進め方やチーム内他のメンバーがどのように進めていくのかを学べます。
外の考え方を学ぶことで、自分が今まで行っていた仕事の進め方をブラッシュアップすることが可能です。
副業が本業に良い影響を与える重要なポイントとなるでしょう。
4.貴重な人脈が得られる
私は将来的に、事業を起こしたいと考えています。
その柱の一つとしてライター活動を行っていきますが、もう一つ中小企業診断士資格を取得し、その資格を活かした活動をしていきたいと思っています。
製造業ライターの活動で関係を築き始めている方々は、どういう形で活かせるかは分かりませんが、中小企業診断士の仕事でも活きてきそうです。
将来を見据えて、しっかり人脈を作り上げていきたいと思います。
5.アンテナの感度が良くなる
ライター活動の中で、良い条件で仕事を得ていくためには他の人が持っていない情報を収集し、自分の知識・経験と組み合わせた文章を書くことが効果的です。
そのためにアンテナを高く張り、感度を良くしておくことが重要なので、意識的に自分から情報を収集しに行くようになります。
むやみに情報を取りに行くと時間がいくらあっても足りませんが、継続していくことで情報を取捨選択する判断基準も身につけられるでしょう。
6.豊富な知識が得られる
アンテナを高く張り、情報収集をしていく中で豊富な知識を身につけていけます。
本業と近い情報を収集すれば本業に活かせますし、それ以外でもよほど専門的な知識でなければ活かせるシーンはあるでしょう。
どのように活かせるか考えながら情報収集することで、時間効率を上げていけます。
まとめ
このように、製造業エンジニアが副業ライターとして働くことは、多くのメリットがあります。ここで紹介した以外にも、それぞれの状況に置き換えると別のメリットが見つかるかもしれません。
入り口は収入を増やすためでもいいと思いますが、他にもいろいろなメリットを感じながら取り組んでいけると、結果的に収入増に繋がっていくはずです。
一度検討してみてはどうでしょうか?